理系王

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英語 覚えるべき構文その1 itの用法

こんにちは!

 

日曜は唯一の英語の日です。

理系王とともに文法から勉強していきましょう。

 

なぜ文法からなのかというと、このブログでは最終的に構文解釈を学んでいきます。

その際、最低限の構文の知識が必要なので基礎固めとして文法を学び、重要例文を覚えてもらいたいです。

例文を覚えることで英作文にも応用が効くようになるというメリットがあります。

 

今回のテーマは「itの用法」です。

 

 

 

  • itの主な用法
  1. 距離
  2. 時間
  3. 天候・気候
  4. 仮主語
  5. 仮目的語
  6. その他

この6つに大きく分けられます。

ほとんどの場合、日本語に訳さないことが多いです。

 

  • 例文

以下、上の番号に則した用法の例文を挙げていきます。

 

1 ここから学校まで歩いて5分です。

It is five minutes' walk from here to the school.

= It takes five minutes to walk from here to the school.

<解説>

itは距離を表しています。少しわかりにくいですがこの例文では時間的な距離と考えてください。

from A to B = AからBまで

it takes 人 時間 to do = 人が~するのに(時間)かかる

 

2 あなたはまもなくここの習慣に慣れます。

It will not be long before you get used to the custom here.

<解説>

itは時間を表しています。

It will not be long before ~ = まもなく~する

get used to 名詞・動名詞 = ~に慣れる

 

3 夕べから雨が降ったりやんだりしています。

It has been raining on and off since last night.

<解説>

itは天候を表しています。

on and off = 断続的に

 

4 彼女が世界中で最も偉大な科学者であると言っても過言ではない。

It is not too much to say that she is the greatest scientist in the world.

<解説>

itは仮主語を表しています。

It is not too much to say that = ~と言っても過言ではない

また、not ~ to do で「どんなに~してもしすぎることはない」という意味になります。

 

5 彼女は当然その会に出席するものと思っていました。

I took it for granted that she would attend the meeting.

<解説>

itは仮目的語を表しており、that 以下を指しています。

took it for granted that = ~当然のことである

 

 

どうでしょうか。itの用法がある程度分かっていただけましたか?

解説をよく読み、例文を覚えることを強くおすすめします!

次回の英語で確認テストを用意するので熟語もしっかりと確認しましょう。

どれも頻出の熟語です。

 

次回は否定についての解説をしたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。